教えて!明日香先生:私の身辺を探ってくる妻にやめるよう伝えたい!

コラム
こんにちは。大阪府豊中市の離婚が得意な弁護士の武澤です。   最近は、豊中市だけでなく、近隣の池田市、吹田市、箕面市からも、たくさんのご相談やご依頼をいただいております。   私は、離婚を中心に、様々な男女問題に関する相談を日々受けております。   この、「教えて!明日香先生」のカテゴリーでは、頂いた相談を一般化して、読者の皆様が分かりやすく、そして離婚や男女問題に悩む方向けに、知識として、広く知っていただけるように、Q&A方式にして、お届けします。   ですので、読者の方にそのまま当てはまるとは限りませんが、ご参考として読んでいただけたら幸いです。  
  1. 私の身辺を探ってくる妻にやめるように忠告したいです。
  明日香先生、初めまして。   Z男と申します。   31歳で、4年ほど前に結婚して、3歳の息子がいます。   今日、明日香先生にご相談に伺ったのは、妻の行動について忠告等をしたいことです。   実は、既に私は、妻と1年ほど前から別居をしております。   理由は妻の束縛が激しく、会社の飲み会程度でも浮気を疑われるため、気持ちが安らがないからです。   そのような状況が別居後も改善されることはありませんので、もうこのまま離婚しようと思っていますが、妻は離婚する気は全くないことをメールやLINEで伝えてきています。   一方で、妻は、そのような気質が影響していると思うのですが、この別居期間中に私が浮気をしていると疑っているため、その証拠を入手しようと探偵に尾行や調査を依頼したり、私の職場に押し掛けるようなメールやLINEを送ってきます。   そこで、明日香先生にお伺いしたいのですが、妻の行為は、法律違反にならないでしょうか。   そして、法律違反であるならば、妻に法律違反であることを伝えたいので、どのような法律が当てはまるのかを教えてください。   恐らく離婚裁判までもつれると思いますので、明日香先生に離婚手続きを依頼しようと思っています。   とにかく、精神的に落ち着きたいです。   よろしくお願いいたします。  
  1. Z男さん、今日は相談にお越し下さり、ありがとうございます。
  奥様の束縛がきつくて、精神的に落ち着かないお気持ちと、浮気をしていないにも関わらず、探偵に調査等を依頼されたり、職場に押し掛ける連絡を受けたりと、心労がおありになること、お察し申し上げます。   Z男さんが離婚を考えられている一方で、奥様が離婚をする気がないと宣言されているので、なかなかに時間を要するとは思いますが、私にご依頼されるとなりましたら、Z男さんのご希望に添える形で離婚が成立するように対応していきますので、本日の回答を基にご検討いただけたらと思います。   それでは回答しますね。   まず、奥様が探偵を使って尾行等、Z男さんの不貞行為に関する調査をされていること自体は、奥様にとっては夫婦関係に関わる証拠集めの一環でされていますので、直ちに違法とは言えません。   ただし、探偵の尾行の態様や頻度等が過度だったり、探偵がZ男さんのご自宅や職場へ押しかける等の強引な調査を行っているようであれば、不法行為、プライバシー侵害、名誉棄損に該当するのではと考えます。   また、Z男さんが浮気をしていないという前提で、奥様がその浮気を職場や近所に広めることや離婚について騒ぎ立てる等して、Z男さんに対して精神的負担や圧力をかけているようであれば、脅迫罪、強要罪、名誉毀損、不法行為等に該当することが考えられます。   そして、夫婦間であってもストーカー規制法の対象になります。   奥様がZ男さんに対する愛情や夫婦間での不満が蓄積したことによる怨恨を晴らす目的で、つきまとい、待ち伏せ、ご自宅や職場へ見張りをしていたり、一日に何度もメールやLINEをしてくるなどは、ストーカー規制法の対象になりえます。   次に、奥様に伝える方法についてですが、Z男さんの職場への押しかけや浮気を他人へ伝えることを予告するメールやLINEは、脅迫、名誉毀損、プライバシー侵害、不法行為に当たる可能性があるので止めてほしい、Z男さんとしては離婚の意思があるので、弁護士に依頼し、夫婦関係に関する話は弁護士を通じて連絡していただきたい旨の手紙やメール、LINE等を送る等して冷静に対応することが肝要と考えます。   今後は、奥様のメール、LINE、奥様が依頼した探偵と思しき方の行動等は写真や日記等に記録に取っておくことが肝要です。   実際に離婚を進めるようであれば、改めて奥様のメールや探偵を使ったことがわかる資料等をご持参いただき、精査していきます。   このあたりも、実際に離婚へと進む場合に、改めてお伺いしますね。   もし、離婚のことでお困りのことがありましたら、まずは下記よりお電話、メールを下さい。   心配事を少しでも軽くできるように、お話をお伺いします。